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留食日記ときどき留学日記


by alps25
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何を思うか、というより、どう思うか_b0116107_13415414.jpg

このシリアルバーは、パッケージにも宣伝されているように、
sweet & salty という絶妙なバランスを凝らした一品。
カナダのスーパーでもやはり
シリアルの種類とその数は半端じゃない。
全てを試せば、ある種の極みに至れるのではないだろうか。
こちらの人にとっては、人生を通じて食べる、
(日本人で言えば)味噌汁のようなものなのだろうから、
当然といえば当然なのだが。

自分はこれまでシリアルバーを数度試せど、
やはりどことなく、お薬のような、栄養食品のような、
「まぁ食べれる…かな…」という感想を持っていた。
けれど、ついに、発見しました!
(正確にいうと、レジデンスの友人に薦められた)

このシリアルバーは下をバターでコーティングしてあり、
上をあらゆるナッツやアーモンドをハニーで固めてある。
下はソルティで上は程よい甘さという具合。
この絶妙な加減に感動して、
スナック好きの私がスナック代わりとして
進んでこのバーを食べてしまうほど!
何を思うか、というより、どう思うか_b0116107_13535274.jpg

続いてこちらは、チャイティー。
遂に、自分もまたチャイティにハマりました。
今日は、ノアというオーガニック専門店に石鹸を買いに
行ったのですが、そこで見つけた、
yogi tea というメーカーのチャイティ。
この箱の謳い文句につられてか…
今の自分の肉体・精神状態に比例してか…

"Wisdom and faith can remove all obstacles and
bestow both worldly and spiritual success and happiness."
May each cup of this Chai Black Tea bring us in touch with
our inner faith, and may its authentic flavoues remind us
of the wisdom of Ganesha.
(パッケージより引用)

hm. ステキ。
さきほど早速飲んでみました。
奥深い色と味。
ジンジャーとシナモンが効いていて、
ピリリと辛い。
今後もチャイの奥深さを
知ってゆきたいと思いました。

今日は図書館を巡り、休み中に読んでおきたい本や文献をゲット。
そして、ハートに酸素を送るため、
文芸作品もゲット。これでホリディを満喫できるはずだ。

さっそく今日のググっときた一文。
Only the Spirit, if it breathe upon the clay,
can create Man.
(Saint Exupery, Wind, Sand and Stars)
いずれはフラ語で読んでみたい。
# by alps25 | 2008-03-07 14:08

busy weather

busy weather_b0116107_1271446.jpg

約2週間弱のホリディ(リーディングウィークのため)
が始まりました。
といっても宿題はあります…
けれど、なによりも自分の研究を中心に進めたいな、と
思っています。
2・3日前までは数日間(1・2日?)「春が来た」
と確信したほどのあったかさでしたが、
(なぜか日本の花見文化を恋しく思い出した。)
一昨日より、再びスノウストームに見舞われ、
相変わらずの寒いトロントです。

昨日の天気の移り気の激しさは、非常に
興味深いものがありました。
前夜からのスノウストーム(稲妻つき)に続き
朝から降り積もる雪・雪・雪・
すると今度はヒョウが降り、
続いて雨
お昼を過ぎた辺りから、台風一過のごとく
快晴。青空=まさに春。けれど夜は極寒。
すべての天気を味わった一日でした。

けれど困ったことはあります。
たいがい朝から雪の日は、
猛烈な眠気(病的なほど)におそわれ、
study nap study nap eating nap study nap drinking
という細切れ睡眠を挟まないと、
起きていられないほどなんです。

昨日は、レジデントの人たちも
意識朦朧としながら廊下を歩いている始末。
口からようやく出る言葉といえば
(depressed)
笑。
雪国はこの点、大変だと思います。
天気に翻弄される日常というものを
より切実に痛感する日々です。

昨夜はコリアンレストランに行ってきました。
そこで、発見!
おつまみいかのキムチを初体験。
いけます。

朝:シリアル+ティ+コーヒー
昼:ピザ+ティ+コーヒー
夕方:サンドイッチ(クラブサラダサンド)
セントローレンスマーケットの←トロントでbestだと自分的には思う。
アーモンド+マンゴースクィーズ
夜:ぎょうざ+スンドゥブ+天ぷら+前菜
真夜中:韓国あんこもち(2個)+チャイティ
# by alps25 | 2008-03-07 01:33

春の気配

春の気配_b0116107_230788.jpg

朝 目覚めると、
窓を開けっぱなしで寝ていたことに気づいた。
けれど、春は近いのだろう。
それほど寒いとは感じなかった。

ここ数日、快晴の日が続いていて、
朝の目覚めは快適そのもの。

もちろんまだお外はアイスロード・ウォールの
世界なので、ひんやりと(いや痛いほどの)
寒さなのだが、(マイナス17-24℃)
室内にいる限り、
雰囲気は春である。
(例えば、日が沈むのが遅くなった:6時過ぎても明るい)

コンファレンスのほう、無事おえました。
ありがとうございます。
「宗教系学校の公立化の是非」についての
発表をしたのですが、
今のオンタリオの旬なissueということもあり、
思っていたより多くの方がきてくれました。
日本の方も応援にきてくださいました。
ありがとうございました。

自分の発表は、部屋でラストの発表だったのですが、
聴衆からの質疑応答が出ずに、
司会者からの、確認に、YEAHと答えただけで、
終了となりました。(←ホッとしつつも
これはよくない!笑)
それで、hm…とおもい、思い切って、
(両手をひろげ)Nobody response, why?
と訴えてみました。笑。
(これは、コッチだからできること…)
すると、
「興味深すぎて、君に適切な質問が浮かばないんだよ」
「質問がいっぱいあって…」
「哲学的視点を上手く結びつけてて…こういうのはじめてて
とにかくヨカッタヨ」 etc etc.

でもねー、ここは信じません。
キリスト的反応?というのか(主観的判断です)
みんなまたイイことばかり言ってー
と、寂しい感じ。
一方で次への励ましになりましたが。

今回は、敢えて宗教系学校の公立化(in toronto)に
対する自分の見解を示すスタイルで望みました。
正直にいえば、1日前まで悩んだ。
議論分析で終えておくか、
自分の価値感を積極的に示していくか。
で、発表なら、価値感をオモテに出していたほうが、
聴衆も、心にくるだろう、とスピーチ効果に
期待して、「賛成」の立場をクリアにしました。

実際にはオンタリオの世論は2分しています。
アカデミックなフィールドからは、
まだまだ旬ということもあり、
あまり論文が出ていない。
ただやはり、「公立の夢」(以下しょうりゃく)
はもちろん健在で、
その立場からの反対が多いです。

発表後に個人的に質問に来てくださった方の一人はこう
おっしゃいました。
「自分は、反対の立場なのだけど、
君の発表を聞くと、哲学的立場から
筋が通っていて、反論できない。
後は、価値感の違いというのか、
選好という問題なのかもしれないね、と。
で、いろいろ考えさせられたよ、ありがとう。」

自分の中では、ヨソ者の、しかも宗教に関して
あまりにもまだまだ無知な自分が、
判断をクリアにしてゆく
ことに関して、
躊躇する気持ちをずっと携えていたので、
そうやって受けいれてくださったことに、
またまた感謝した一日でした。

では、ツギに進みます。

p.s.
発表の前夜、レジデンスの友達の前で、
プレゼンのリハをしました。
(友達から、自分のリハをやろうよ、
と声をかけてくださり
本当に感謝。)
「哲学的で、蛇行運転のようで、
ポイントがクリアじゃない!」と
の指摘を受け、
「そうだ!スピーチなのだから
何よりもクリアにしなきゃ」と
慌てて前夜にレジュメを
全部書き直し、(ホント)
簡略化したのです。
それが実際には功を奏したのだと思います。
thank you so much.
# by alps25 | 2008-03-03 02:30
今日は朝から晩まで
授業中以外は図書館にこもっていた。
11時以降にようやく、夕飯を食べにティムホートンへ。
チキンサラダサンドなるものをはじめて食べたが、
けっこう美味しくてビクリ。
(きっとおなかすいてたのだろう…)
1時すぎに帰宅。

今日の授業では
教授の論文が
バンバン叩かれていて、
ビクリ。
リーダーシップ論上の
participatptory理論の必要性を
説いた教授の理論が
「机上の空論だ」と現職の教育関係者
(私以外は、全員そう)
に攻撃的に(アングロサクソン風?)
叩かれていた。こわい。
教授の目はうるうるしていたゾ。

ところで時間のないときにほど
小説などに手を出してしまいがち。
で、見つけたステキな一節。

My reason for preferring the darkness
is that in the dark you have to describe yourself.
In the daylight other people describe you.
Do you understand that?

'Mister God, This Is Anna'より抜粋
# by alps25 | 2008-02-26 16:53
ここ数日、快晴の続くトロントです。
そのおかげで朝の目覚めが爽快です。

今日はお昼から図書館にこもっていました。
夜にレジデンスに帰ると、
カレーパーティをしていたので
そのまま飛び入り参加。
みんなでテーブルを囲んで。
すぐにカレーをついでくれて。
キリスト教でいう、familyの出来上がり(らしい)

おいしかった。その後は
この頃ハマリにハマッている
ベジタリアンレストランへ健康ジュースを飲みに
出かけた。

「誰か」の存在に気づき、思い遣ることの尊さ。
そのちょっとした表情の変化にも
敏感に対応し、想いを汲むこと。

毎日は、そこから始まり、そこに返ってゆく。
さて明日からまた1週間が始まる。
金曜にはコンファレンスの発表。
(実はまだレジュメできていない…)
まぁタンタンとやりませう。

Have a nice week!
# by alps25 | 2008-02-25 15:38